現金
すぐに使用できるが、紛失・盗難の際戻ってこないリスクが高い。また両替するときに適用されるレートが一番悪い。 |
旅行小切手(トラベラーズ・チェック)
購入時に金額の1%の手数料がかかる。使用時に手数料がかかったり、身分証明書の提示を求められたりする時がある。利用場所も限られるが現金よりも両替レートは良いし、紛失・盗難にあったときに再発行が可能。 |
海外送金(ニュージーランドドルまたは円による送金)
銀行を通して電子的に行うため、紛失・盗難の恐れはなく、適用されるレートは一番良い。平均5000円から7500円の手数料がかかる。 |
クレジットカード
気軽に使えるが、学費や生活費を送るには向かない。決済に適用されるレートが請求が来るまで不明。 |
トラベル・マネー・カード
クレジットカード同様気軽に使えるが、ほとんどのカードに1日の上限引き出し額が設定されているうえ、利用する度に手数料が課せられる。 |
送金小切手
現金化するまで時間がかかるので、生活費として持ち込むには向かない。発行手数料がかかる。両替レートは通常トラベラーズ・チェックと同じものが適用される。 |
以上のように持ち出し方法には様々な手段があります。それぞれのメリット・デメリット、かかるコスト、両替時のレートを考えたうえで円送金を扱って頂くKVBでは以下の方法をお勧めしています。
●学費の送金
学費となるとある程度まとまった額になるので、手段としてはトラベラーズ・チェック、ニュージーランド・ドルによる海外送金、円送金、そして送金小切手が考えられます。通常、学費は入国前に支払いを済ませる必要があるので、トラベラーズ・チェックは必然的にはずれます。署名・副署名後のものを郵送するという手段もありますが、万が一紛失した場合払い戻しの対象には通常なりません。
残る方法はニュージーランドドルによる海外送金、円送金、送金小切手となりますが、ニュージーランドドルによる海外送金と送金小切手は日本の銀行のレートで資金が両替され、ほとんどがニュージーランドで両替するよりも不利な両替となってしまうため除外します。そうすると最後に残った、まとまった額を良いレートで両替できる円送金が学費の送金に一番適した方法といえるでしょう。
ただし現地入りしてから支払いができるのであれば、ある一定の額までは円のトラベラーズ・チェックで持ち込み、入国後KVBレートで換金して支払うほうがよりお得となります。
※ 2005年7月11日の当社レート差で計算すると、ニュージーランドドルの場合は45万円位までであれば円のトラベラーズ・チェック、それ以上は円送金したほうがお得ということになります。
詳しくはお問い合せください。
●生活費の送金
生活費も学費同様ある程度まとまった額になるのなら、円送金または円のトラベラーズ・チェックがお得です。KVBでは送金いただいた円を円のまま、またはニュージーランド・ドルに換金して、お客様がニュージーランドに入国するまで保管することもできます。
引き出しは入国後、現金、送金、小切手のいずれかの方法で可能です。また一部は送金、残りは保管などということもできます。ニュージーランドの銀行口座ができるまで現金を持っていたくないお客様などにご好評いただいております。
●到着後にすぐに必要なお金
空港からの交通費、当座の生活費として現金が必要な方には必要最少限のニュージーランドドルと日本円のキャッシュを持ってくることをお勧めします。ニュージーランドドルの購入は多くの日本の銀行で可能ですし、日本円を持ち込んでもニュージーランドでは問題なく現地通貨に換金できます。
ただしこの際気をつけることは、とても高いレートを設定している両替商もあるので、日本円をニュージーランドドルにするときはKVBを賢く使うことです。
KVBのレートは通常日本の銀行に限らず、現地銀行や両替商のレートよりも有利です。
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